スプレッドという言葉は、投資を行っている人以外はあまり馴染みがないかと思います。スプレッドとは、差を広げるという意味を持ちます。
そしてスプレッド取引とは、2つの証券の金利差やスプレッドによって損益をだす取引のことを言います。
なぜスプレッド取引が注目されているかと言えば、そのメリットにあるのでしょう。
それは、市場の動向に関係なく利益を出せる可能性があるということです。どうしてそんなことが可能なのかと言うと、スプレッド取引はあくまで2つの銘柄の差にさえ注意しておけばいいからです。
例え市場が大暴落、下落し続けているという事態になっても、その2つの銘柄が同じように下落すれば、利益もないですが損もないのです。
それどころか、市場が大暴落して多くの投資家が大金を失っていても、片方の銘柄が緩やかに下落し、もう片方の銘柄が急速に下落した結果、その差額が小さくなれば利益を得ることが可能なのです。もちろん逆も言えますが。
日経225先物取引のスプレッド取引を行うのであれば、やはり市場動向よりも2つの証券の差額に焦点を当てる必要があります。
先物のサヤ取りには2つあり、カレンダースプレッド取引とインターマーケットスプレッド取引です。
カレンダースプレッド取引とは、日経225先物2009年5月限を買い、日経225先物2009年9月限を売るということを同時進行で行います。
インターマーケットスプレッド取引とは、日経225先物を買い、TOPIX先物を売るということを同時進行で行います。
スプレッド取引は、リスクを最小限にしつつ、コツコツと利益を重ねる方法となります。しかし、安易に手を出しては失敗することになりますので、あくまで最低限の知識を身に付け、情報を集めた上で行う必要があります。
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